・むくみ
皮膚の下に水分が余分に溜まった状態で、
向こうずねを5秒くらい押したとき、押した跡がついて
なかなか消えない状態をいいます。
足の血液は、心臓から一番遠いところにあり、人間は
立って生活をしているので、足の血液が心臓に戻るには、
重力に逆らって上向きに流れなければなりません。
足には筋肉は発達しており、ポンプの役目をはたして
血液やリンパ液などを上に押し上げています。
しかし、様々な原因で体のバランスが崩れると
足に水が貯まります。
1)循環が悪い場合
血液の流れが悪くなる心不全や、リンパの流れが悪い状態。
2)体内に水が貯まりやすい状態
腎臓が悪く尿が出なくなったり、肝臓病や
栄養失調でタンパク質が不足して血管の外に
水が出ていって貯まる場合。
3)局所に炎症がある場合
真っ赤になるほどの日焼けでは、皮膚に
炎症を起こして、むくみます。傷が化膿したり、
かぶれて炎症が起きたときも同様です。
4)甲状腺のホルモンが不足する場合。
特に、ふくらはぎの筋力が低下すると、筋ポンプの
力が弱まって老廃物を吸い上げる力が弱くなります。
また、姿勢が悪く1回の呼吸が浅くなると、リンパや
静脈を吸い上げる力も弱くなり、呼吸による腹圧の力
が弱ります。深い胸式呼吸は、静脈の還流力を高めてくれます。
また、骨盤が歪むと、その周辺と下半身のリンパ管の
循環が悪くなり、腰や太ももにクビレがつきやすくなります。
膝の関節が歪むとその周りの筋肉を無理な状態で
引っ張るので、リンパ管にも無理をかけるので、
足がむくみやすくなります。骨盤の歪みがきつい
O脚の人に多いのが特徴です。
その他に、長時間デスクワークの人や、
立ち仕事の人は、老廃物が下に沈殿されやすいようです。
むくみの解消方法
足を身体と同じ高さかそれよりも少し高めに足を置いて、
血液を通りやすくするとむくみの改善につながります。
また、足踏みも効果的です。「足の裏は第二の心臓」と
言われていて、血行が改善され、静脈血やリンパ液が
流れやすくなります。1日20~30分程度、続けて歩くと
より効果的です。
また、マッサージも効果的です。足の末端から上に向かってやりましょう。
お風呂でするのが効果的ですが、足湯をするのもいいでしょう。
むくみの予防方法
ビタミンB群を積極的に摂取するのが一番効果があると
いわれています。カルシウム、マグネシウムなど、ミネラル
豊富な野菜、海草などを食べるように心がけましょう。
また最近女性の中で人気なのが、弾性ストッキング。
長時間の立ち仕事など強いむくみが出る場合は効果的です。